(1)基本方針
  学校の教育目標を達成するために、児童生徒の障害の状態
  及び能力・特性に応じた計画的、系統的な指導を通して、健康
  の維持・増進を図りながら自立的な生活をするための基礎的な
  能力や態度が育つように、児童生徒一人一人の可能性を最大
  限に伸ばすことに努める。

(2)目標
    ・  一人一人が健康で安全な生活を送ることができるよう
          な学習環境を整え、児童生徒の成長を支援する。
    ・ 健康の維持・増進に努め、生活リズムや生活習慣の形
          成を図る。
    ・ 一人一人の障害や発達の状態に応じた学習活動を通
          して、基礎的な知識や技能を身に付けさせる。
    ・ 動きの学習や感覚運動遊びを通して、側わんの予防・呼吸
          の安定を図るとともに、自発的な動きを引き出し、意図的な
          身体の動きを獲得できるようにする。
    ・ 体験的な学習を通して、生活経験の拡大を図る。
    ・ 合同学習や交流及び共同学習の活動を通して、友達を意識したり、
          友達のかかわりを受け入れたりなどの社会性や対人関係を育てる。
    ・ 児童生徒の課題や指導方法についてグループで共通理解をするとともに、
          家庭や関係機関と連携を図りながら指導の充実を図る。
    ・ 進路については、生徒の実態に応じて早期に高等部や施設などの見学を行
     い、進路選択についての支援を行う。
    
(3)本年度の努力点
    ・  日々の健康観察や教室環境の整備、遊具等の安全点検を行い、児童生徒
     が安心して学校生活を送れるようにする。
    ・ 保護者や看護職員と連携し、健康に過ごせるようにする。
    ・ 個別の緊急時の対応表に基づいて緊急時のシミュレーションを実施する。
    ・ 病院や訓練機関と連携し、日々の教育活動に役立てる。
    ・ 個別の指導計画を作成し、共通理解をしながら日々の教育活動の実践に
     努める。
    ・ 自立活動の指導の充実を図るために研修を行い、指導内容や方法を検討し、
     共通理解を図りながら実践する。
    ・ 個々の生活課題に結び付いた体験的な学習を計画的に実践・評価し、改善
     を図る。
    ・ 児童生徒の実態に応じた交流及び共同学習、地域の人々との交流を通して、
          人とのかかわりを促す。
    ・ 日々の教育活動を通して、友達を意識し、互いに認め合う気持ちや態度を
          育てる。
    ・ 定期的に児童生徒の課題や指導の方法を話し合う場を設け、共通理解を図
     る。
    ・ 連絡帳や懇談などを通して家庭との連携を図り、保護者との信頼関係を深め
     る。
    ・ 進路については、高等部見学や施設見学の機会を設け、保護者や関係機関
          との連携を図る。

 3 重複・訪問グループ

重複の学習の様子

訪問の学習の様子