「T君、卒業おめでとう!」

H24、3、9

小学部ひまわり3組  赤松 早紀

「卒業を祝して」

                                                                                              H24、 3、 9

                                                校長  藤井 康弘

 

寒さが厳しかった今年の冬でしたが、ようやく学校から臨む自然の中にも春の足音が感じられるようになりました。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとうがざいます。

 皆さんは、毎日の学習や学校行事を頑張り、先生方の溢れんばかりの愛情を受け、元気にで優しい人に育ってくれました。これから中学部・高等部に進学や就職をしますが、こうした成長は、新しい生活に踏み出すときの自信につながるものと確信しています。

 さて、本校の文集『きずな』が、昭和63年に発刊され、今回第28号になります。人間関係の原点とも言うべき「きずな」を大切にしたいという思いで文集の名になったと聞いています。

 それから20年余り、この言葉が改めて社会で大きな意味を持つようになりました。それは、昨年3月に起こった東日本大震災です。これまで、科学技術が成長を支え、自然の脅威からも私たちを守ってくれていました。しかし今回、科学技術でも押さえられない自然災害があり、科学技術が巨大な災害を生んでしまうことが明らかになりました。
 また、被災地に対して、国内だけではなく世界からも温かい手が差し伸べられ、連携と共感の大切さも学びました。

 こうした中、今後の社会の在り方を考えていく上で人々が大切にしたい、そのキーワードはが「絆」でした。

 私たちは、子どもたちの学校生活だけでなく、家庭や地域、将来の社会生活へとつながる支援を願っています。

 この実現のために、力を合わせて支援の輪を社会に広げ、最適な環境を作って子どもの意欲を確実に培っていくことが大切だと思います。

 卒業していく子どもたちの前途を祝するとともに、社会に広がった「絆」を一層強くしていきたいと思います。

 終わりに、保護者の皆さまの本校への暖かいご支援とご協力、有り難うございました。心からお礼を申し上げます。

「ご卒業 おめでとうございます」

 Eさん、中学部卒業おめでとう!

 Eさんに「きずな」のメッセージを書くのは2回目ですね。

 小学部の卒業の時は、中学部への進学を「おめでとう」と素直に喜んだものですが、この度の卒業は、お祝いの気持ちと、寂しい気持ちとが半分半分です。

 中学生になったEさんは体も心もずいぶん成長しましたね。それを1番感じるのは、M先生との「体の動き」の学習です。毎日本当によく頑張りましたよね!時にはちょっと怒ったり、ムッとしたり、ベソをかきそうになったりもありましたが、M先生と上手におつきあいしました。調子の良い時は、にこにこ笑顔で頑張りました。「今日はにこにこデーやね!」と言われて嬉しそうでしたね。
 
 それから次に、体調をほとんど崩すことなく元気に登校できたこと!6年生の頃と比べると、驚くほど体調安定して学校生活が送れましたね。その他にも多くの場面で、Eさんの成長を感じさせられた1年でした。そしてそれは、私にとって、Eさんの頑張りに元気をらい、Eさんの笑顔に癒された1年でもありました。「ありがとう、Eちゃん!」
 まだまだEさんの成長を近くで見ていたいのですが、もうお別れですね。4月からは高校生。また新しい生活が始まります。新しい出会いもありますね。Eさんの前途に幸多かれと心から願っています。
 最後になりましたが、今までEさんを愛情いっぱい育ててくれたお母さん、おじいちゃん、そしておばあちゃんに、これからもあゆみスマイルをいっぱい見せてあげてくださいね!
 では、お元気で。
                             
                             旅立ちの日に心を込めて

H24、3、9

中学部 ひまわり4組    熊谷 弘巳

「Eさんへ」

「卒業おめでとうございます」

     H24、3、9

中学部 ひまわり4組    長尾 信玄

 卒業生の皆さんとは、一年間という短い間でしたが、共に過ごすことができました。

 第一印象は、授業の準備・片付けや私が重い荷物を運んでいる時に、いつも手伝ってくれるのが三年生の皆さんでした。

 今でも感謝しています。ありがとうございました。

 そんな姿を見て「さすが最上級生の先輩だな〜」といつも感心していました。
 授業や休み時間では、たくさん話しかけてくれたおかげで楽しく過ごせました。
 皆さんの頑張りと笑顔に元気をもらったり、励まされたりしました。

 お別れをするのは寂しいですが、川崎で学んだことを忘れずに新しい場所で頑張って下さい。私も皆さんに負けないよう、頑張ります。

卒業生のみなさん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

中学部のSくん、Kくん、Yくん、川崎特別支援学校をひっぱってくれてありがとう。委員会活動での仕事ぶり、運動会、学習発表会での中学部の発表、「すごい!さすが中学部3年生!」と思うことが多々ありました。先生と毎日笑顔で楽しそうに過ごしている様子が印象的でした。

中学部ひまわりのEさん、中学部になってからは体調も安定し、学校生活よく頑張りましたね。今年度の学習発表会の「白雪姫」、名演技にビックリしました。とてもかわいかったですよ。

小学部のSくん、Iさん、Sくん、個性豊かな3人がしだいにうちとけて、一緒に並んで歩いたり、授業を受けたりしている様子を見てうれしく思いました。ひまわりの教室にもたくさん遊びに来てくれてありがとう。

そして、我がクラスひまわり3組のTくん。Tくんと一緒に過ごした日々、本当に楽しかったです。Tくんは一見、ポーカーフェイスに見られがちですが、実は笑ったり、怒ったり、泣いたり、喜んだり、表情豊かですよね。6年生、思春期真っ只中のTくんは、初めてTくんの担任になった私をなかなか受け入れてもらえず、給食を一緒に食べていてもよく不機嫌になっていました。しかし、日々の学校生活を過ごしていくうちにお互いにうちとけ、笑顔もたくさん見せてくれるようになりました。いつもマイペースなTくんですが、6年間休みも少なく、元気に学校生活を送れたことはとてもすばらしいです!中学部にいっても、元気に、Tくんらしさを充分に発揮してくださいね。

卒業生のみなさん、それぞれの進路でそれぞれの個性をいかして頑張ってください。また会える日を楽しみにしています。

今年、小学部ひまわり学級からは、T君が卒業します。私は、T君の担任を3年間務めさせてもらいました。

 担任を始めた頃は、自立活動の勉強で立位姿勢をとらせるときも、私自身が床に座った状態で立たせることができていました。でも、今は、私がいすに座って立たせないと手が届かないくらいに大きくなりました。

 音楽がとても大好きなT君です。音楽が掛かっていればいつも笑顔のT君です。そんな笑顔のT君も、私とのこの3年間は、毎朝毎朝、登校するとまずは自立活動の勉強で身体をしっかりと鍛えられて決して楽しいとは言えない3年間だったかもしれません。

 勉強の成果をどこまで上げることができたか分かりませんが、T君が、この3年間、大きな病気もすることもなく本当に元気に登校をしてくれたことを心より嬉しく思い感謝しています

。T君が元気に登校してくれたお陰で、宿泊学習や修学旅行などたくさんの思い出を一緒に作ることができました。T君と過ごした3年間、私にとっても教員としての大切な財産を多く積み上げることができました。T君から得たこの多くの財産を次に出会う子供たちにまた引き継いでいきたいと思います。

「T君」、一緒に勉強した小学部ひまわりの友達とは一端お別れとなりますが、中学部に上がっても、ひまわり学級のみんなとの勉強はたくさんあるので、また、一緒にがんばろうね。これからもさらなる成長を期待しています。

3年間ご協力くださった颯太君のお父さん、お母さん、妹のIちゃん、そして、お爺ちゃんに心から感謝し、卒業のお祝い申し上げます。ありがとうございました。


 

H24、3、9

小学部 ひまわり3組  古賀 聖一
                      

卒業作品:みんなが
すわるベンチ

 Kくん、Sくん、Yくん、元気な中学部3年生3名の担任をさせていただくことになった春、桜の花が満開でした。

「アハハ」と元気な笑顔が印象的なKくん。
「ウフフ」とはにかみ笑顔が印象的なSくん。
「ニッコリ」笑顔が印象的なYくん。

 笑顔で迎えてくれた始業式から一年が過ぎます。

 元気で、素直で、優しい4人・・K先生、Kくん、Sくん、Yくん・・との楽しい一年間でした。毎日が笑い声で始まり、笑い声で終わる中学部3年生でした。

 苦しいことも辛いことも笑顔に変えるみんなのミラクルパワーに力をもらいました。あっという間に過ぎる一日、あっという間に過ぎた一年でした。

 Kくん・Sくん・Yくん・ひとりひとりの名前と共に、一人一人の笑顔が浮かんできます。

 みなさんには、笑顔というミラクルパワーがあります。これからの長い道のりも笑顔で越えていってください。

 応援しています。

 ご卒業おめでとうございます!

 

 Eさん、ご卒業おめでとうございます。
 
 Eさん、とうとう卒業ですね。あっという間の中学部3年間でした。思い出もたくさんできましたね。なかでも中学3年生の学習発表会「白雪姫」では、Eさんは主役をがんばりましたね。体育館のスクリーンでみんなに見てもらった「リンゴをパクリ」のシーンは、表情がすごく良かったですね。なかなかの演技でした。見ているみんなもとてもびっくりしたと思います。

 中学部になって体調も良く、毎日、毎日、本当に勉強をがんばることができました。雨の日も風の日も雪の日もしっかり体を動かしましたよね。うつぶせになったり、手や足を伸ばしたり、ときには足を踏ん張って数十秒自分で座っていることもありましたね。本当によくがんばったと思います。

 中学3年生は笑顔で一日過ごす日が増えましたね。自分で右手を動かしたこともありましたね。本当にびっくりしました。Eさんの今までのがんばりを、形として見ることができた気がして、とても嬉しかったです。まだまだEさんは成長の途中で、いろいろな可能性を持っていると強く感じました。

 卒業後は直方養護学校へ進学ですが、新しい友だちや先生に出会い、どきどきしながらも楽しく過ごすことでしょう。高等部でもいろいろな体験をして、たくさんのことを感じ、思い、考え、自分らしさを発揮してください。そして、川崎特別支援学校でみんなと勉強したり遊んだりしたことを思い出したら、ときどき学校に遊びに来てください。

「卒業おめでとうございます」

H24、3、9

中学部 ひまわり4組    松隈 芳光

卒業作品:ぼくの手

「おめでとう!ありがとう!卒業生!」

「卒業おめでとうございます」

 H24、3、9

中学部 3年1組    木藤 政樹
                   

初めて出会ったのは、みんなが小学部4年生の時でした。一緒に給食を食べたこと、まだとても小さくてやんちゃだったのを覚えています。まさか、中学部になり、3年間も同じクラスで勉強することになるとは思ってもいませんでした。

中学部1年生に入学してから、みんなは友達と一緒にいろんなことに挑戦してきました。楽しかったこと、苦手だったことも経験しましたね。

いつも笑顔なK君。児童生徒会長として学校を盛り上げてくれました。修学旅行で新幹線に乗ることをとても楽しみにしていました。人の顔を気にせず、自信をもっていろいろなことに挑戦してください。あなたの性格は人をやさしくしてくれる性格です。そのままのK君でこれからもがんばってください。

いろいろなことを先生に教えてくれるS君。興味のあることは、自分で調べたり、先生や友達に聞いたりと積極的になりますね。人見知りで恥ずかしがりやですが、いろいろな人と話たり、友達の前で大きな声で発表もできるようになりました。これからは、社会人ですね、仕事をがんばってください。

歌が得意なY君。いつも先生と一緒にいろんなことに挑戦してきました。一緒に悩んだりしましたが、難しいことも挑戦すると1人でできることも多くなりました。手先が器用で細かいことも得意ですね。落ち着いて友達と一緒に勉強をがんばりました。この3年間でとても成長したと思います。高等部に行ってもがんばってください。

あっという間の3年間でした。私にとってほんとにいい時間でした。性格がいい3人と出会えて毎日が楽しかったです。中学部を卒業してもいろいろなことにがんばっていかないといけないと思います。難しいことも、時間をかけてゆっくり無理せず挑戦してください。みんなならできると思います。また、会える日を楽しみにしています。

ありがとう。

卒業作品:ぼくのわたしの宝箱

H24、3、9

中学部3年1組    久保 雅子
                       

H24、3、9

小学部6年1組  上村 紗紀恵

出会いの4月。初めての6年生担任ということもあり、どきどきしながらみんなと顔を合わせたことを思い出します。

 「笑顔いっぱいの学級にしたい」そんな思いでいっぱいでしたが、当初はうまくいかず、戸惑ったことも多々ありました。しかし、その度に、3人のふとした成長や優しさ、思いやり、何より笑顔に励まされました。また、保護者の皆さんをはじめ、多くの方々に支えられていることにも改めて気付くことができました。

 今、「卒業」という日を迎えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 Yくん、Iさん、Sくん、みんなと出会えたこと、そして一緒に過ごせた日々は、私にとって大切な宝物です。本当にありがとう。

季節が巡って、新しい4月。みんなは、いよいよ中学生。中学部でもYくんらしく、Iさんらしく、Sくんらしく、笑顔いっぱいで過ごしてくださいね。

「どっしり」と「未来」へ「はばたく」ことができますように…!応援しています。

 

卒業おめでとう!そして、ありがとう!

「おめでとう!そして、ありがとう!」