　　　　養護教諭　　山岡　稚菜

今年も９月７日に「わくわくフラワー大作戦」が始まりました。今年のわくわく種まきは、雨天の開催のため体育館で行われました。

　まずは開会式。今年は、近隣の特別支援学級の小学生の参加やボランティアのみなさんの参加もあり、開会式からみんな元気いっぱい、楽しみにしている様子でした。岩丸さんのお話も聞きました。そしていよいよ種まき。体育館に敷かれたブルーシートの上で、種まきの始まりです。種は、扇風機の風に飛ばされそうなくらい小さく、子どもたちは種が風に飛ばされないようにしっかりと握りしめていました。小学部の子どもたちは、スコップを使っての活動にとても嬉しそうにしていて、中学部の子どもたちは園芸の授業で土には慣れている様子の子どもたちも多くいました。ひまわり・むぎほの子どもたちは、普段、触れることの少ない土の感触に、不思議そうな顔をしていたり、ニコニコ笑顔を浮かべていたり、子どもによって様々でした。種まきをした後は、「大きく元気に育ってね」と願いをこめて水やりをしました。

　続いて行われたレクレーションでは、お馴染みの音に合わせて、かわさきで大人気の川ちゃんの登場です。黄色い歓声と共に現れた川ちゃん、あっという間に川ちゃんの周りに人だかりができ、川ちゃんもとても嬉しそうにしていました。それから同じ学年のお友だち同士が前に出て手をつなぎ、音楽に合わせてみんなで回ってゲームをしました。違う学年のお兄さん、お姉さん、年下のお友だち、特別支援学級のお友だちと、組み合わせは様々。恥ずかしそうにしながらも、手を取り合う姿がとても印象的でした。

　さぁ、ノースポールの小さな種が、私たちに芽を出すのはいつでしょう。今年のノースポールもかわさきの子どもたちのように、元気いっぱい、のびのびと育ってほしいと思います。そして、たくさんの『笑顔』をプレゼントしてくれるといいですね。