「特知体連大会を終えて」

                                                        H23、9、16

                                              
中学部    長尾 信玄


 9月16日(金)は、福岡県立特別支援学校知的障害教育校体育大会(特知体連)北部大会が行われました。2学期が始まってすぐに、朝の運動や体育の時間を使って練習を始めました。残暑の厳しい中でしたが、自分の目標を設定して記録に挑戦したり、一生懸命に仲間の応援をしたりしながら、少しずつ記録を伸ばしていきました。そして、目標を達成したり、新記録が出た時には、みんなで喜びを分かち合ってきました。

大会当日は、大きな会場でたくさんの人達に囲まれて少し緊張している様子もありましたが、頑張って練習してきた成果を発揮する為に、落ち着いて一つ一つの競技に臨みました。雨の中、30、50、100メートル走の選手は、ゴールテープを目指して思いっきり走り、ソフトボール投げの選手は、空に向かって力いっぱい投げました。途中で雨が強くなってきた為にリレーが中止にはなりましたが、自分の力を精一杯出し切り、とても輝いていました。閉会式終了後は、バスで学校に戻って弁当を食べました。食べている姿は、達成感にあふれて、嬉しそうでした。後日、特知体連がんばったね会があり、自分のがんばりや友だちのがんばりを賞賛し合いました。とても楽しいひとときを過ごしました。

保護者の皆様には、お弁当の準備や、会場での力強い応援を頂き、生徒にとって大きな励みとなりました。雨の中、どうもありがとうございました。

練習から当日まで一人ひとりが輝いた特知体連。目標に向けてがんばること、友だちと協力することなど、これから生徒たちの自信につながっていけたらいいなと思います。お疲れ様でした。

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